インディアンジュエリー:ナバホ族のベテランアーティストであるSteven J.Begay(スティーブン・ジェイ・ビゲイ) 1975年頃からジュエリー制作を始め、2枚のシルバーを張り合わせるオーバレイ技法を得意とし、鏡面に仕上げられた厚みのあるシルバーの輝 きと、黒くいぶされたバックグラウンドから生まれる強いコントラストが最大の魅力です。現代的な作風の機運が高まる中、彼独自の抽象的な解釈 で生み出された気候や植物をモチーフとした幾何学模様は、一目で彼の作風である事がわかります。 ずっしりとした重量感、繊細な細工でありながら滑らかな肌触りなども絶妙なバランスです。シンプルなデザインであ りながら風格さえ感じさせる力強さはナバホ族の中でも彼独特の表現だと思います。